JL、中国線のネットワークを拡充、MFとは新たにコードシェアを実施へ

  • 2005年10月29日
 日本航空インターナショナル(JL)は中国南方航空(CZ)、厦門航空(MF)、海南航空(HU)の3社との提携をそれぞれ強化、中国でのネットワーク、乗り継ぎを拡充する。CZとは現在のコードシェアに加え、3月27日から北京からハルピン、長春、鄭州、武漢、瀋陽、ウルムチの6地点への乗継サービスを開始。これまで乗継サービス「JAL中国エクスプレス」として展開した成都、西安、重慶への乗継と合わせ、9地点でのサービス展開となる。
 MFとは5月9日から、東京/厦門、大阪/厦門間でコードシェアを実施する。これは東京/厦門線を運航するJL、大阪/厦門線を運航するMFと相互にコードシェアを実施し、日本発の便数の拡充を図る。また、HUとは既に実施するHU運航の関西/海口線のコードシェアに加え、5月を目処にHUが運航する北京/成都線、JLが運航する羽田/関西線のそれぞれ国内便においてコードシェアを実施する。
 なお、これによりJLの中国系航空会社とのコードシェア提携は中国東方航空(MU)を加え、CZ、MF、HUの4社、JAL中国エクスプレスはCZ、HUの2社となり、乗継サービスを含めた乗り入れ都市は20都市となる。