ユーラシア、9月期連結決算は増収増益、全方面で一様に回復が鮮明に

  • 2004年11月17日
 ユーラシア旅行社の平成16年9月期連結決算(平成15年10月1日〜平成16年9月30日)は売上高が前年比32.1%増の69億2900万円、営業利益が344.4%増の3億5800万円、経常利益が362.4%増の3億6200万円、当期純利益は458.7%増の1億9300万円と増収増益となった。中間期の連結決算予想も売上高、経常、純利益ともに上回る好成績となった。イラク戦争、SARSなどの影響が薄れ、不安要因が局地的であることから、取扱地域が130ヶ国に及ぶ多様性で対応していることが回復の主要因だ。デスティネーション別は全方面とも約20%超の増加となっており、特にシルクロードは137.2%増とSARSの影響薄が回復に繋がった模様(その他、デスティネーション別の詳細は下記の通り)。
 なお、今期の通期での見通しは売上高72億円、経常利益4億2000円、純利益2億2000円を見込む。

▽添乗員付主催旅行の渡航先別取扱人数
ヨーロッパA(南欧) 1860人/17.4%増
ヨーロッパB(西欧) 1843人/33.4%増
ヨーロッパC(東欧・ロシア) 2260人/23.1%増
イスラム諸国 3131人/48.5%増
アフリカ 503人/30.3%増
中南米 1274人/26.3%増
北米 202人/29.5%増
インド 885人/96.1%増
アジア 1043人/85.4%増
中国 1281人/35.8%増
シルクロード 1454人/137.2%増
オセアニア 333人/21.5%増
その他 145人/163.6%増
合計 16214人/29.8%増