第4回日米観光促進協議会WG、回復に向けた取り組みに「継続」で一致
日米観光交流拡大促進協議会の第4回ワーキンググループ会合が4月29日、アメリカ・ロサンゼルスで開催された。これはパウワウ閉幕後、日本から国土交通省総合政策局観光部長の金澤悟氏、米国側からアメリカ商務省次官補代理のダグ・ベーカー氏らを筆頭に全67名が出席し、開催したもの。全体会議では日米間の需要回復、および拡大についての連携、協力を再確認した。特に、日米双方の市場特性を認識し、かつ、現実的、戦略的な対策を継続的に取り組むことが重要であるとの見方で一致。日本側のアウトバウンドについては、9.11以降の安全、イメージ面での訴求力が弱いことから、統一性、計画性のあるプロモーションを強化することで一致。また、日本向けのプロモーション予算を獲得するよう引き続き連邦政府に働きかけを行う方向だ。
日本側のインバウンドでは訪日観光客の第3位を占める市場であることから、ビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)を効率的に運用するための具体策をアメリカ側が提案。今後はVJCと米国発の旅行商品で共同広告を展開する可能性を模索する。
日本側のインバウンドでは訪日観光客の第3位を占める市場であることから、ビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)を効率的に運用するための具体策をアメリカ側が提案。今後はVJCと米国発の旅行商品で共同広告を展開する可能性を模索する。