国交省、DC-9型機のTDCを改訂、500時間毎の内視鏡検査を指示
国土交通省は1月19日付で発出した、日本エアシステム(JD)に対するDC-9-81型機とDC-9-87型機についての耐空性改善通報(TDC)を改訂した。JDに対するTDCは1月6日と1月7日に発生したエンジン故障を受けて発出したもの。該当機材において、次の飛行までに高圧圧縮機第段階静翼の内視鏡検査を指示するものであったが、今回、外側ボックスにろう付け修理が実施された高圧圧縮機第8段静翼について、500時間毎に内視鏡検査を繰り返して実施すること、亀裂が発見された場合は一定の大きさに達するまでは、大きさに応じて検査間隔を短縮して繰り返し検査を実施することを指示した。
なお、国土交通省交通局はアメリカ連邦航空局(FAA)に対し、本件を通知して早急な原因の究明と対策の検討を求めているが、原因についてはまだ不明である。今回の措置はFAAとの協議の上、行われたもの。
なお、国土交通省交通局はアメリカ連邦航空局(FAA)に対し、本件を通知して早急な原因の究明と対策の検討を求めているが、原因についてはまだ不明である。今回の措置はFAAとの協議の上、行われたもの。