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LX、新機材A340-300型機を導入、来年夏期から成田線は週6便へ

  • 2003年12月3日
 スイス航空(LX)の旅客・貨物営業担当上席副社長のオリバー・エバンス氏が来日し、11月27日から成田/チューリッヒ線で導入したエアバスA340-300型機、および今後の日本路線での展開について語った。LXが今回導入した新機材は3クラスでファーストクラスが8席、ビジネスクラスが48席、エコノミークラスが172席。この機材のメリットとしてエバンス氏は「燃費がよく経済的であり、中距離で導入するA330型機のパイロットの訓練時間が短くても運航できる。乗客にはフルサービスを提供することで快適に過ごしていただく事ができる」とアピールした。ビジネスクラスはシートピッチが150センチメートル以上でフル・フラットに近い形でくつろぐことができ、ファーストクラスのシートピッチは2メートル以上ある。
 また、日本航空(JL)との提携に関して、エバンス氏は「日本発はLX機材で週5便、JL機材で週2便とコードシェア運航を含めるとデイリー化が実現している。今後はヨーロッパ域内、日本国内での提携を強化したい」と抱負を語った。また、日本・韓国地区支社長の岡部昇氏が「2004年夏期スケジュールから成田の月曜日のスロットを確保したので、LX機材が週6便になる」と補足し、「日本/スイスの政府レベルの航空交渉で週7便の路線を確保しており、今後はLX機材での早期のデイリー化を実現したい」と意欲を見せた。