UALコーポレーション、第3四半期は営業利益1900万ドルを計上

  • 2003年11月4日
 ユナイテッド航空(UA)の持株会社である、UALコーポレーションの2003年度第3四半期の営業利益は1900万米ドルで、前年同期に比べ6億6500万米ドル増加した。特別項目控除後の営業利益は9000万米ドル。UALは営業費用を前年比で13.3%減少、特に人件費及び関連費用を34.4%減少させるなど、コスト削減に努めたが、現金航空機関連費用の9500万米ドルと事業再建項目の2億3400万ドルの計3億3000万米ドルが計上され、純損益は3億6700万米ドルの損失となった。
 業績を項目別で見ると、UAのキャパシティーは12%減少し、有償旅客数は6%減少したものの、旅客単位売上げでは12%増加。ロードファクターは4.8ポイント増となる80.2%を記録した。運航コストは9%削減し、運航収益は前年と比べ6億6500万米ドル増加している。