SQ、2002年度連結決算で純利益が68%増の10億6480万Sドル
シンガポール航空(SQ)の2002年度(2002年4月1日〜2003年3月31日)連結決算は、営業利益が前年比22.4%減の7億1710万シンガポールドル(約492億円)、純利益が68.6%増の10億6480万シンガポールドル(約731億円)であった。単体では営業利益が49.4%減の2億900万シンガポールドル(約143億円)、純利益が8.9%増の6億1800万シンガポールドル(約424億円)。旅客部門の輸送実績は乗客数が3.8%増の1532万6000人、有償乗客キロメートルが6.0%増の741億8320万キロ、有効座席キロメートルが5.3%増の995億6590万キロ、利用率は0.5ポイント増の74.5%となった。
2002年度前半は好調な業績を残したものの、バリ島での事件、イラク戦争の勃発が影響を及ぼした。2003年度は新型肺炎(SARS)の影響により4月から6月の期間は有効座席キロメートルで30%を削減している。また、今後2ヶ月に関しても厳しい見通しを予測するものの、シンガポール民間航空局、シンガポール政府観光局、シンガポール旅行業協会などとシンガポールの信頼を回復するため協力関係を強める。
2002年度前半は好調な業績を残したものの、バリ島での事件、イラク戦争の勃発が影響を及ぼした。2003年度は新型肺炎(SARS)の影響により4月から6月の期間は有効座席キロメートルで30%を削減している。また、今後2ヶ月に関しても厳しい見通しを予測するものの、シンガポール民間航空局、シンガポール政府観光局、シンガポール旅行業協会などとシンガポールの信頼を回復するため協力関係を強める。