ホールセーラーの対応状況

  • 2003年3月20日
▽ジェイティービー
対応:3月20日、12時15分に「本社対策本部」を設置(対策本部長に常務取締役田川博己氏)
キャンセル料:主催旅行の催行中は約款での規定どおり取消料を収受
・人数を把握するほか、外務省の危険情報および航空会社の運航状況を見て催行の判断を決定。

▽近畿日本ツーリスト
対応:2月3日、「緊急対策部会」で方針を決定
キャンセル料:主催旅行の催行中は約款での規定どおり取消料を収受、特例措置としてホリデイ、およびホリデイ商品への変更を1回に限り可能
・バリ島は3月18日、エジプトおよびトルコには今週末に社員を派遣し現地情勢、警備状況を把握する。なおエジプト、トルコ、ドバイへのツアーは現状どおり催行しており、今後の情勢次第でツアー催行の可否を判断する。

▽日本旅行
対応:「日本旅行対策本部」を設置(本部長に金井耿代表取締役社長)
キャンセル料:主催旅行の催行中は約款での規定どおり取消料を収受、なお特例措置として「アメリカのイラク攻撃」を理由に他コース、他の出発日への変更が1回に限り可能
・3月20日現在、催行中止に該当するツアーは地球見聞録「ペルシャ浪漫8日(イラン)」 とエジプトで国内都市間を陸路移動するコース(飛行機移動のコースを除く)、ナイルクルーズを含むコース。また、お客のキャンセルなどが若干見られるという。

▽阪急交通社
対応:旅行事業本部、業務室・営業統括部にて対応
キャンセル料:主催旅行の催行中は約款での規定どおり取消料を収受
・特別な対策室は設置せず、従来の機能との連関性を重視。

▽ジャルパック
対応:3月19日、13時00分に「対イラク攻撃関連対策本部」を設置
キャンセル料:主催旅行の催行中は約款での規定どおり取消料を収受
・外務省の危険情報等の情報により催行の判断を決定、現在のところ通常どおり催行している。

▽東急観光
対応:昨年設置した「リスク検討委員会」が対応(営業統括室長、御簾納エドワード氏)
キャンセル料:主催旅行の催行中は約款での規定どおり取消料を収受
・バリ島などの方面で取消料の検討をしたものの、イラク方面での戦闘であると判断。今後は外務省危険情報を基準に主催旅行の可否を決定。

※なお、各社ホームページに詳細を掲載
JTB: http://www.jtb.co.jp/info.html
近ツー: http://www.knt.co.jp/operate/announce/iraq/0318iraq_01.htm
日旅: http://www.nta.co.jp/news/news_iraq/
阪急: http://www.hankyu-travel.com/
東急: http://tour.tokyu.com/