日本観光協会、「国際都市観光フォーラム」を開催
日本観光協会は「国際都市観光フォーラム」を開催、インバウンド振興を含めた日本の魅力的な観光地づくりを目指した議論が展開された。基調講演ではサンフランシスコ・コンベンション・ビジタース・ビューロー副会長デボラ・ライノウ氏が「特性を理解し、観光客、会議主催者が何を求めているかを的確に捉える必要がある」ことを強調、サンフランシスコでの観光振興の施策を語った。この中でゴールデン・ゲート・ブリッジや中華街など初めての訪問者に魅力的な存在が不可欠であることした上で、市場へのアピールを欠かさないため常にイベントを知らせるなどメディアとの対話が欠かせないと実務面での具体的な作業も披露した。
パネルディスカッションでは、これまで観光業界は供給側の論理から旅行商品や宿泊を提供していたことから、消費者側を「もてなす」見地から見直すことが重要との意見が提出され、国際観光振興会(JNTO)の向山会長がインバウンドに関して「オセアニアを含むアジアからの来日が70%にのぼることから、今後は韓国、台湾、中国、香港などのアジア市場を重視した施策を展開したい」と抱負を述べた。
パネルディスカッションでは、これまで観光業界は供給側の論理から旅行商品や宿泊を提供していたことから、消費者側を「もてなす」見地から見直すことが重要との意見が提出され、国際観光振興会(JNTO)の向山会長がインバウンドに関して「オセアニアを含むアジアからの来日が70%にのぼることから、今後は韓国、台湾、中国、香港などのアジア市場を重視した施策を展開したい」と抱負を述べた。