HIS、業績予想を修正、今月3日に公表の概要に比べ若干上向き
エイチ・アイ・エスは平成14年10月期(平成13年11月1日〜平成14年10月31日)通期の連結、および単独の業績予想を修正した。連結での売上高は今年6月の中間決算発表時の予想から3.2%減の2338億6100万円、経常利益は10.0%減の42億2200万円、当期純利益は22.4%減の19億100万円、HIS単体での売上高は0.4%減の2017億4800万円、経常利益は0.4%増の45億600万円、当期純利益は2.4%減の24億4000万円である。12月3日付けで公表された平成14年10月期の業績概要に比べ、若干上向きになる模様。連結での予想の下方修正は、売上高において連結対象子会社マップ・インターナショナルの業績が予想に達しないこと、経常利益ではスカイマークエアラインズが業績予想を下方修正したことが主な理由である。また単体での売上高の修正に関しては、前年実績比1.1%増となるものの昨年9月のテロやW杯による旅行の手控え、景気の不透明感から個人消費の低迷を招いたことから予想に到達しなかった。