東急、10月の海旅は50.6%増、教育団体の需要が回復基調

  • 2002年11月27日
 東急観光の10月の総取扱額は前年比2.2%増の225億1912万6000円と今年初めて前年を上回ったが、2000年比では14.8%減であった。そのうち海外旅行は59億1578万1000円で前年比50.6%増、2000年比13.4%減。テロによる旅行中止が続いた教育団体の回復が顕著で団体旅行全体では前年比56.8%増、企画商品も前年比51.5%増と回復し人員ベースでも前年比67.7%増であった。一方、国内旅行は158億6975万3000円で前年比11.4%減、2000年比14.3%減と伸び悩んだ。国内旅行の前年割れについて同社では、テロ後、海外旅行から国内旅行へのシフトした需要が海外に戻りつつあることに加え不況による需要低迷と見ている。