LHグループ、第3四半期の営業利益は大幅増、搭乗者数も回復基調に

  • 2002年11月11日
 ルフトハンザ・グループの2002年第3四半期まで(1月〜9月)の営業利益は前年同期比72%増の7億9000万ユーロであった。総売上は2.7%増の126億4100ユーロ。2002年に入ってからLHグループではグループ全体の総合的コスト削減戦略が好成績を導いており、上半期時点で2002年度の営業利益を期首予想の4億ユーロから5億ユーロに上方修正していた。
 なお、LHの10月の搭乗者数は409万8000人で前年比9.0%増、2000年比5.5%減である。大西洋横断路線では47万6000人の搭乗者があり2000年の同月を1000人上回り、年間累積では昨年比6.2%減、2000年比6.1%減まで回復している。またアジア路線でも26万9000人を記録し2000年の24万人を上回り、年間累積では5.6%増、2000年比10.6%増となっており、回復基調が鮮明に表れてきている。