阪急、上半期の取扱額は6.7%減、海旅、国内ともマイナスに

  • 2002年11月8日
 阪急交通社の旅行業部門における2002年度上半期(平成14年4月1日〜9月30日)の取扱額は前年比6.7%減の1641億7800万円であった。内訳は海外旅行が7.3%減の1093億500万円、国内旅行が5.9%減の544億1300万円。取扱人数に関しては中国(約4万8000人、前年比9%増)、東南アジア(約3万人、前年比11%増)、オーストラリア(約2万6000人、4%増)が好調に推移したデスティネーションであった。下期の見通しは景気の先行き、価格低下、販売競争の激化、世界各地でのテロ事件の影響など厳しい状況が続くと予測しているが、商品内容の充実、および旅行のプロとして誇れるサービスの提供をテーマに、インターネットでの販売と新ブランド「クリスタル」の育成に力を入れる。