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CO、供給量を17%減、新増収策で8000万ドルの収益改善を目指す

  • 2002年8月22日
 コンチネンタル航空(CO)は座席供給量削減などを含む100以上の増収策と経費削減策を打ち出した。売上の減少や燃料費、保険費用、保安対策費用の上昇といった市場変化に対応するためで、厳しい時代を乗り切るため減量経営を目指す。例えば座席供給量では既に積極的に米国内線で削減しているが、2003年8月時の国内主要路線では2001年比で約17%削減する予定だ。2002年全体では前年比6.5%減に削減する見込みで、2003年通年では前年比4%減の供給量を予定している。また、COが保有するMD-80型機は昨年9月から49機を地上待機にしているが、2003年末までにさらに11機の運航を取りやめる予定である。一方で、顧客に評価される質の高いプロダクトとサービス提供を重視し、高額な運賃を利用する顧客向けにはフル・サービスのプロダクト供給を継続して行なうという。しかし、低運賃を希望する顧客には相当のサービスと手数料を対応させる方針で、サービスと手数料変更の詳細は今後発表する予定だ。