平成13年度の国際航空輸送旅客数は13.5%減、飛行距離も減少

  • 2002年7月15日
 国土交通省はこのほど、「航空輸送統計に見る平成13年度輸送実績」をまとめた。これによると、平成13年度の国際航空輸送旅客数は前年比13.5%減の1690万人、総輸送キロは808万6435万人キロの17.4%減であることから、近場への渡航が増えていることが分かる。方面別でも全て前年割れとなり、オセアニアが61万1998人(1.3%減)、アジアが905万55792人(6.9%減)と比較的検討したものの、ヨーロッパが180万3208人(17.8%減)、南米が15万5788人(19%減)、北米が195万6541人(20.8%減)と低調で、最も実績を落としたのがハワイ・グアムなどの太平洋方面で23.6%減の332万1233人であった。
 一方、国内定期航空輸送実績は1.8%増の9458万人。路線別では東京/札幌線が最も多く936万7334人(4.3%増)、最も高い伸びを示したのは13.9%増を記録した東京/伊丹線(496万4395人)であった。