アマデウス、日本市場用にカスタマイズしたGDSを発表

  • 2002年6月24日
 アマデウスは6月24日、新商品「Vista(ヴィスタ)日本語版」の発表を行った。このシステムはインターネットを通じて同社ホストに接続するのが特徴で、日本語表示とグラフィックを用いてユーザーにやさしい操作性を追求し、約2日のトレーニングという短時間で操作可能にした。また、申込みから24時間以内に稼動に必要なパスワードを発給、ホストでのアプリケーションの自動更新などもセールスポイントに挙げた。同社は、今年度中に全てのシステムをIPプラットフォームに統一し、日本国内全ての端末と同社ホストが接続するブラウザ形式にする。同社日本支社長グレン・フライ氏は「効率化と経費削減が必須の日本の旅行業界で、このシステムは運用コストと操作性・機能性において十分ニーズに対応している。現在の日本における端末設置台数(契約数)は4732台で、間もなくガリレオを抜き3番目の台数になるだろう」と語った。「Vista(ヴィスタ)日本語版」のセミナー・体験会を7月9日〜8月1日に全国7都市で行う。
 詳細は同社ウェブサイト(http://www.amadeusjapan.co.jp)へ、申込みも可能。