NCL、2028年シーズン販売開始 20隻で450航海以上、寄港地滞在を重視

  • 2026年8月18日
空港に駐機する旅客機

 ノルウェージャンクルーズライン(NCL)は、2028年シーズンのクルーズ商品の販売を開始した。20隻を投入して450航海以上を設定し、世界25カ所の母港から51カ国、約150のデスティネーションを巡る。地中海、北ヨーロッパ、南太平洋、アラスカ、カリブ海などで3~14日間の航路を展開する。

 2028年シーズンでは、寄港地での滞在時間を重視した旅程を強化する。各航海日程の約80%を寄港地で過ごし、1回当たりの平均寄港時間は10時間を超える。サントリーニ、リボルノ(フィレンツェ/ピサ)、ジュノーなど53のデスティネーションでは、計175回のオーバーナイトステイやレイトデパーチャーを設定する。NCLの公式発表でも、寄港地で過ごす時間を増やした「デスティネーション重視」の旅程を2028年商品の特徴として打ち出している。

 欧州では、「ノルウェージャン ジュエル」がバルセロナ発着の12日間カナリア諸島クルーズで、カサブランカとアガディールに同船として初寄港する。アレシフェ(ランサローテ島)とサンタ・クルス・デ・テネリフェにも初寄港するほか、バルト海ではロンドン(サウサンプトン)、コペンハーゲン、ヘルシンキを結ぶ航路などを展開する。

 「ノルウェージャン ゲッタウェイ」はロンドンとレイキャビクを結ぶ10日間、11日間の北ヨーロッパ航路を運航し、アイスランドのグルンダルフィヨルズルとノルウェーのヴィークに同船として初寄港する。ヴィークへの寄港はNCLとしても初めてとなる。地中海では「ノルウェージャン ドーン」がクロアチア・ザダルとイタリア・サルデーニャ島のカリアリへ初寄港するほか、「ノルウェージャン ビバ」「ノルウェージャン パール」「ノルウェージャン エピック」などを投入する。

 南太平洋では、「ノルウェージャン スピリット」が2028年4~10月、シドニー、ラウトカ、パペーテ、ホノルルを母港に、ニューカレドニア、バヌアツ、フィジー、サモア、クック諸島、フランス領ポリネシア、ハワイなどを結ぶ11~13日間の航路を運航する。

 アラスカには4隻を投入する。「ノルウェージャン アンコール」「ノルウェージャン ブリス」「ノルウェージャン ジョイ」がシアトル発着の7日間クルーズを運航するほか、「ノルウェージャン ジェイド」はバンクーバーとウィッティアを発着する7日間航路を設定。デナリ国立公園やアラスカ鉄道など内陸部での体験を組み合わせたクルーズツアーも提供する。

 カリブ海・バハマ方面では、プライベートアイランド「グレート スターラップ ケイ」への寄港を拡大する。「ノルウェージャン アクア」は夏季を通じてマイアミ発着の3泊、4泊のバハマクルーズを運航。「ノルウェージャン オーラ」はマイアミ発着の7日間東カリブ海クルーズを展開する。このほか、ニューヨーク、ボストン、フィラデルフィアからバミューダへの航路も設定する。

 NCLでは2028年商品の早期販売により、幅広い航路や客室の選択肢を提供し、早期予約需要の取り込みを図る。