トラベルコ調査、燃油サーチャージ上昇でアジア人気拡大 夏休み旅行先ランキング発表
トラベルコは、2026年7~8月の旅行を対象とした検索データをもとに、夏休みの人気旅行先ランキングを発表した。海外では燃油サーチャージ改定の影響を受けて近距離アジア方面への需要シフトが進み、国内では長野県と静岡県の検索数が前年を大きく上回る結果となった。
発表によると、海外旅行先はソウルが首位となり、台北、ホノルル、バンコク、シンガポールが続いた。燃油改定後の5月の検索動向では、台北や釜山、香港など近距離アジア方面の順位が上昇しており、燃油サーチャージの大幅な引き上げを受けて、旅行費用を抑えられる近距離市場への需要が高まっていることがうかがえる。
一方、国内旅行先ランキングでは沖縄県が首位となり、北海道、東京都、大阪府、福岡県が続いた。なかでも長野県と静岡県は検索数が前年同期比でそれぞれ126%、112%と大きく伸長した。両県は首都圏からのアクセスの良さに加え、軽井沢や白馬、熱海や伊豆を中心とした宿泊施設の新規開業やリニューアルが需要拡大を後押ししたとみられる。
長野県は冷涼な気候を生かした避暑地や山岳リゾートとして、静岡県は海水浴やマリンレジャー、海鮮グルメを楽しめる海辺のリゾートとして支持を集めている。猛暑が予想される今夏は、移動負担を抑えながら自然環境を満喫できる近距離リゾートへの関心がさらに高まる可能性がある。
旅行会社にとっては、韓国・台湾を中心とした近距離アジア商品の販売強化に加え、避暑需要やリゾート需要を取り込む国内商品の提案が夏商戦の重要なポイントとなりそうだ。
