LHグループ、今年第1四半期の営業利益は2倍に、コスト削減が好影響

  • 2005年5月19日
 ルフトハンザ・グループの2002年度第1四半期の営業利益は前年比の2.4倍となる1200万ユーロとなった。テロ以降、危機管理の強化やグループ全体の総合的なコスト削減戦略により営業経費をおさえることに成功。また、Fクラス・Cクラスの乗客数が通常のレベルにまで回復し、安定した運賃設定ができたことが好影響になった要因だと分析している。グループの資本支出も62.8%減となる2億7700万ユーロと大幅に改善した。さらに、メンテナンス・修理・オーバーホール部門の売上げでLHグループ以外からの受注が14.6%増加したことや、ケータリング部門でアメリカのLSGスカイシェフグループが今回初めて連結決算に加わったことで、外注での売上げが249.3%増加し、LHグループ全体の収益は6.1%増となる39億ユーロに達した。