日本、英国有力旅行誌が選ぶ「2026年に行くべき26の国・地域」に選出
日本が英国有力旅行雑誌の2026年版注目デスティネーションに選ばれた。国立公園制度の歴史と自然保護への先進的な取り組み、さらに2026年に節目を迎える国立公園の存在が評価され、地方誘客を後押しする材料として英国市場での認知拡大が期待される。
英国の有力旅行雑誌であるWanderlustが発表した「Good to Go List 2026」において、日本が世界の注目すべき26の国・地域の一つに選出された。同誌は毎年、記念年や文化的イベント、観光トレンドをもとに翌年に訪れるべき目的地を選定しており、2026年は700件を超える応募の中から厳選された。
今回の選出では、日本が英国より約20年早く国立公園制度を導入するなど自然保護分野で先駆者であることがなど評価された。2026年には十和田八幡平、吉野熊野、大山隠岐、富士箱根伊豆の4国立公園が指定90周年を迎える。火山地形や原生林、離島の独自生態系など多様な自然環境に加え、保全と観光を両立させてきた姿勢が、テクノロジー分野だけでなく自然保護分野でも先進国であることを印象付けた形だ。
日本政府観光局では、今回の選出を契機に、都市部に集中しがちな訪日需要を地方へ分散させる狙いで、国立公園を軸とした自然体験や持続可能な観光素材の情報発信を強化する方針。英国市場では、昨年発表された同誌の別アワードで日本が「世界で最も魅力的な国」第1位に選ばれている。


