大江戸温泉物語、運営体制を再編 サービス向上と拡大戦略を加速

大江戸温泉物語グループは、これまで「大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツ」と「湯快リゾート」が担っていた運営機能を2025年9月1日付で、「GENSEN HOLDINGS」に一本化した。新体制のもとで、全国71の温泉宿、リゾートホテル、温浴施設、テーマパークの運営を継続し、サービス強化を目指す。なお、運営施設「大江戸温泉物語」「TAOYA」に変更はない。
統合後も、全国展開を加速させる方針は変わらず、2025年下半期にかけて3施設の新規開業と2施設のリニューアルが予定されている。新規出店では、三重県に「TAOYA南志摩」が9月24日に、神奈川県に「TAOYA箱根」が11月1日にそれぞれ開業を予定し、いずれも予約受付を開始している。さらに岩手県花巻市では「大江戸温泉物語Premiumシリーズ」として12月の開業を予定しており、同県では初の出店となる。
リニューアルについては、三重県の「志摩彩朝楽」と岐阜県の「恵那峡」が9月1日より一時休館し、12月の再開を目指して改修工事に入っている。