エアトリは7月15日より、新サービス「エアトリ ロイヤリティプログラム」の提供を開始した。旅行商品を利用するごとにポイントの還元率が高まる制度で、顧客ロイヤリティの向上と継続利用を促進する。

　同プログラムでは、利用実績に応じて4段階の会員ランクが設定され、既存のポイント還元に加えて最大で2%の追加還元が付与される。最上位のダイヤモンドランクでは、アプリ経由での対象商材において最大7%の還元が可能となる。ランクは直近6か月間のエアトリポイント獲得数に基づき毎月更新される仕組みだ。

　エアトリポイントは、航空券やホテル代金などで1ポイント=1円として利用可能で、旅行代金の一部または全額をポイントで支払うこともできる。

　高還元率を訴求する今回の制度により、ユーザーにとってはリピート利用の動機付けとなる。同様の動きとして、アドベンチャーも今月1日より、旅行予約サイト「skyticket」において4段階の会員ステータスを設けた新ポイントプログラムを導入しており、OTA各社間での顧客獲得競争が一段と活発化している。