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TIFS会員インタビューVol.10 セブンシーズリレーションズ 榎本 律子 氏

  • 2024年5月22日
  • 出典:一般社団法人新観光創造連合会(TIFS)

 TIFS会員の取組をご紹介するシリーズ第10弾はセブンシーズリレーションズ株式会社の榎本律子さんの取組をご紹介します。

sevenseas
-まずは自己紹介をお願いします。

榎本律子氏(以下敬称略) 海外のクルーズ会社の日本総代理店としてクルーズ旅行商品を販売する、セブンシーズリレーションズ株式会社の代表取締役を務めております。静岡県出身です。18歳まで静岡で過ごし、東京の短大に進学後、外資系ホテルに就職しました。その後、就職氷河期ということもあり、派遣社員として旅行会社や会計事務所で務めました。

 26歳の時に一念発起してイタリアに留学。元々英文学科を卒業したこともあり、英語は得意でしたが、帰国子女の方々と比べると劣等感もあり、英語以外で自分の強みとなるものを見つけたいという気持ちがありました。また、旅行会社で務めた経験から、今後も旅行業に携わりたいという思いもあり観光立国であるイタリアを選びました。留学費用を貯めるために必死で働き、イタリア語のレベルはほぼゼロの状態で渡航しました。昔から度胸だけはありました(笑)

 同室のルームメイトに、「日本人はもっと遊ぶことを知らないとダメ!」とお説教されながらもはじめは毎日20時間近く勉強をし、なんとか上級クラスまで終了しイタリア語のファーストディプロマを取得しました。イタリアには2年程滞在しました。

-帰国後のキャリアについてお聞かせください

榎本 帰国後はツアーコンダクターの資格を取り、国内添乗を経験後、語学力を活かしながらヨーロッパ添乗をして5年ほどキャリアを積みました。結婚が決まったことから海外を飛び回ってばかりもいられないため内勤の仕事に転職しようと考え、銀座にあるクルーズ会社の総代理店企業の面接を受けました。当初は予約業務の職にて面接を受けたのですが、その場で営業職を進められ、旅行会社向け営業の仕事をすることになりました。それがクルーズに関わった最初の仕事になります。

 その会社にも5年程在籍し、当時は少人数体制でもあったので幅広い業務を担いました。他のクルーズ会社とも総代理店契約を拡大すべく、自分が中心となって船社に働きかけ、契約に繋げたこともありました。しかし、成果を出した分、社内的に摩擦が出てしまったりと大変なこともあり、クルーズの仕事は大好きだけれど、一旦は離れようと辞職を決意しました。

 退職のご挨拶を関係者の方々にする中で、あるクルーズ会社さんから「勿体ない!独立してうちの船を売ってくれ!」との言葉をいただきました。励ましの言葉には最初は迷いもありましたが、会社の方針に縛られず、自分の判断で仕事ができるのであればやってみたいと思い、自身でクルーズ商品の販売をする会社を起業することを決断しました。