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旅工房、16年度は増収増益、売上・利益ともに過去最高

  • 2017年5月30日

▽「ハイブリッド戦略」を深化、「コア商品」拡充など推進

 高山氏は会見の場で、今後は担当方面に精通した「トラベル・コンシェルジュ」の対応と、オンライン販売を組み合わせた「ハイブリッド戦略」の拡大と深化をテーマに、「コア旅行商品の充実」「システム投資」「マーケティング」「人材採用と教育」「海外展開と多言語化」に取り組む方針を示した。

 「コア旅行商品の充実」では、日本発の海外旅行についてはすでに世界の120以上の国・地域に対応していることから、未対応地域への進出を推進する。また、根強い人気のあるハワイの強化に加えて、ニーズはあるものの他社もあまり商品化していないヨーロッパの高級ビーチリゾート、成長分野で高単価のクルーズツアーを強化する。

 「システム投資」では、商品データベースの充実などによるオンライン予約の強化や、業務系システムの強化などをはかる。「マーケティング」では、認知度向上に向けてテレビCMなどの宣伝活動を検討しているところ。また、20%に上るリピーター率を維持するために、トラベル・コンシェルジュによる提案の強化などもはかる。

 「人材採用と教育」では、トラベル・コンシェルジュについては価値観や企業風土の浸透のため、引き続き新卒を中心に採用する一方、経営管理部門は経験者の中途採用を強化。来年度は新卒を約35人、中途採用を約15人採用するという。教育については積極的に海外研修を実施する考え。

 「海外展開と多言語化」については、昨年12月に設立したベトナム法人を中心に、ベトナムを訪問する日本人のサポートや、訪日ベトナム人への営業を展開。ベトナムから第三国への旅行需要の取り込みもはかる。また、17年度中を目標に英語版サイトをリリースし、18年度以降には中国語、ベトナム語、インドネシア語、スペイン語などに多言語化することも検討中だ。

 高山氏はそのほか「国内旅行や訪日旅行、海外発の海外旅行が課題」と述べ、国内旅行については特にLCCとの連携による商品の拡充を、訪日旅行については既存の法人・団体旅行に加えて個人旅行の取扱拡大を、海外発海外旅行についてはウェブサイトの多言語化やSEO対策などをはかるとした。


※訂正案内(編集部 2017年05月31日09時50分)
・訂正箇所:2ページ第3段落2文目
誤:宣伝活動を実施

正:宣伝活動を検討しているところ

・訂正箇所:2ページ第5段落最終行
誤:多言語化する

正:多言語化することも検討中だ

お詫びするとともに訂正いたします。

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