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スタークルーズ、今夏に17年ぶりの日本発着、横浜と大阪母港に

  • 2017年2月21日
▽販売は旅行会社に期待、「クルーズは説明商品」

山本有助氏  スタークルーズ日本代表の山本有助氏によれば、ターゲットはシニアや夏の家族旅行、MICEなど。同氏は「日本のクルーズ人口はこの20年間、18万人から23万人の間を推移しており、ある種の閉塞感がある」と述べた上で、クルーズ未経験者を積極的に取り込む方針を説明した。

 日本発着クルーズには日本の著名人も乗船し、講演などのプログラムをおこなうほか、寄港地の名産品の船内販売も実施する。さらに、日本発着クルーズの開始に伴い、スーパースターヴァーゴの改装も実施する予定だ。同社では日本発着クルーズの「アンバサダー」にクルーズライターの吉田あやこさんを選任しており、同氏が改装をサポート。1本目と2本目のクルーズにも乗船する。

客船「スーパースターヴァーゴ」  クルーズ料金は出発日別に3種類の料金体系を設定。日本人向けにはバルコニー付きの客室とオーシャンビューの客室を中心に販売する考えで、バルコニー付きの場合は19万8000円から。3万円の早期割引も実施し、今後は旅行会社と適用方法などを検討するという。

 販売は旅行会社経由でおこなう予定で「クルーズは『説明商品』であり、オンラインでは需要を拾いきれない」ことから、従来型の旅行会社経由の販売に注力する。すでにジェイティービー(JTB)などの大手に商品造成を働きかけているが「地元に固定客を持った第2種や第3種の旅行会社にも販売してもらいたい」という。旅行会社向けのセミナー開催やセールスマニュアルの作成などもおこなう予定だ。

 このほか、会見では国土交通省大臣官房技術参事官で港湾局担当の津田修一氏が挨拶。ゲンティン香港が「官民連携による国際クルーズ拠点」として選ばれた清水港と沖縄の本部港への投資を計画していることに触れ、「日本がカリブ海と匹敵する世界的な市場になるよう、引き続きゲンティン香港などのクルーズ船社と連携して受入環境を整えていきたい」と語った。

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