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日英航空協議、羽田/ロンドン線で合意−パリ線に続き2ヶ国目

  • 2008年11月14日
 日本と英国との航空当局間協議が11月11日と12日に開催され、羽田/ロンドン線の運航を可能とすることで合意した。これは羽田空港の第4滑走路供用開始後の深夜早朝時間帯(22時〜翌7時)を使用するもので、この枠組みでの羽田/ヨーロッパ路線の合意はフランスに続いて2ヶ国目。羽田/ロンドン線は、日本とイギリス双方で1日1便ずつ運航可能だ。

 羽田と成田の首都圏空港再拡張を2010年に控え、国土交通省では各国との協議を進めており、これまでのところ、成田空港での輸送力の拡大についてはドイツやベトナム、インド、オーストリア、カタール、フィンランド、スカンジナビア三国(スウェーデン、ノルウェー、デンマーク)、シンガポールとの間で合意した。羽田空港については、昼間時間帯は、韓国との間で羽田/ソウル線と羽田/釜山線の定期便開設で合意。また、深夜早朝時間帯では、マレーシアと韓国、シンガポール、フランス、イギリスとの間で定期便開設の合意を得られている。

 さらに、アジアゲートウェイ構想に基づく航空自由化については、これまでのところ、韓国とタイ、マカオ、香港、ベトナム、マレーシア、シンガポールと合意済み。中国にもこのほど実施した協議で自由化を提案したが、継続協議となった。


http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=38768
日本と英国、航空協議を開催、首都圏拡張後の輸送力を確認
[掲載日:2008/11/10]