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非日常が常態化した年 18年本紙紙面から「観光番付」(1) 相次ぐ天災、復興支援の制度設計を

今年もやります―2018年1年間の「観光番付」。大雨、台風、地震が相次いだ。天災のない平穏な年がここ何年かなく、毎年どこかが大きな被害を被っている。究極の非日常が常態化している感すらある今、国際情勢、政治の世界も乱高下を繰り返す。一寸先すら読めないような時代だからこそ、観光業界の体力はもちろん、知力が求められている。本紙紙面を中心に18年を振り返ってみた。2018年を振り返る上で、これでもかと相次いだ「天災」は外せない。まずは雨風。平成30年7月豪雨と命名され中国、四国地方を襲った豪雨は、観光地にも...