【東日本大震災】旅館を中期避難所に 群馬県片品村の即断

  • 2011年3月29日

震災から2週間が経過し、災害救助法の適用による旅館ホテルへの被災者・避難住民の受け入れがようやく始まろうとしているが、市町村の独自の判断と予算措置、旅館組合の協力で、いち早く宿泊施設への避難者受け入れを実行している市町村がある。なかでも震災から3日後の14日に1千人規模の避難者を村内の宿泊施設に受け入れると表明した群馬県片品村の対応は、他の市町村にも波及している、みなかみ町(群馬県)、中之条町(同)、湯沢町(新潟県)などが同様の取り組みを始めている。未曾有の緊急時に、国や県に比べ小回りが利く市町村の...