APEC観光相会合開幕、成長戦略としての観光を議論−23日に「奈良宣言」採択へ
アジア太平洋経済協力会議(PEC)の観光大臣会合が9月22日、奈良ではじまった。米国や中国、ロシアなど、アジア太平洋地域の21の国・地域の観光担当大臣や大使らが参加し、「アジア太平洋地域における新たな成長戦略としての観光」をテーマに議論。会合は2日間にわたって開催され、23日には議論や意見交換の成果を「奈良宣言」として採択する予定。議長を務める国土交通大臣の馬淵澄夫氏は冒頭、「わが国で初めて観光大臣会合を開催できることを光栄に思う」と挨拶。その上で、「2008年4月の前回会合以降、リーマンショックや...