阪急交通社が業績好調、メディア販売と価格戦略奏功−第4四半期てこ入れも
阪急交通社の業績が好調だ。上半期の海外旅行取扱額は前年比4.2%減の1164億3166万5000円で、7.7%増の82億9813万7000円と規模の異なるジェイティービー(JTB)本社を除けば、観光庁が取扱概況を取りまとめる主要旅行会社のうち最も下げ幅が少ない。第2四半期の7月から9月に限っては13.7%増の634億1889万3000円で、同じくJTBを除くと唯一の2桁成長を記録している。阪急交通社広報部では、メディア系旅行会社として市場の動向に合わせて集客できたことで、「厳しい中でも比較的業績は保...