新型インフルエンザ、政府対策が第2段階に−事業縮小など要請は現状なし
新型インフルエンザの感染者が日本国内でも発生したことを受け、政府は5月16日に新型インフルエンザ対策行動計画の対策レベルを第2段階に引き上げた。第2段階は国内発生早期としての位置づけで、国内での感染拡大をできる限り抑えることが目的。第1段階での水際対策を継続しつつ、感染拡大の抑止のため発生場所で住民に対して外出を控えること、あるいは学校の臨時休業を要請することなどが決まっている。ただし、従来の行動計画は今回の新型インフルエンザ(A/H1N1)ではなく、より毒性の強いとされる鳥インフルエンザを想定した...