旅行各社、「定額給付金」で旅行商品、お得感で需要喚起に期待

  • 2009年3月6日

2008年度第二次補正予算関連法が3月4日に成立し、定額給付金の給付が決定したことを受けて、旅行会社各社が旅行商品を販売する方針を固めている。大手旅行会社のうち、ジェイティービー(JTB)や近畿日本ツーリスト(KNT)、日本旅行はすでに詳細を決定。阪急交通社も具体的には未定であるものの実施する方向で検討を進めており、エイチ・アイ・エス(HIS)も検討段階にある。各社ともに、19歳から64歳までの給付額である1万2000円を意識した価格設定としており、「収益の確保よりも需要の喚起に期待したい」との思惑...