旅行各社、「定額給付金」で旅行商品、お得感で需要喚起に期待
2008年度第二次補正予算関連法が3月4日に成立し、定額給付金の給付が決定したことを受けて、旅行会社各社が旅行商品を販売する方針を固めている。大手旅行会社のうち、ジェイティービー(JTB)や近畿日本ツーリスト(KNT)、日本旅行はすでに詳細を決定。阪急交通社も具体的には未定であるものの実施する方向で検討を進めており、エイチ・アイ・エス(HIS)も検討段階にある。各社ともに、19歳から64歳までの給付額である1万2000円を意識した価格設定としており、「収益の確保よりも需要の喚起に期待したい」との思惑が窺える。
JTBは、首都圏と中部発のエースJTBで宿泊プランを設定。このうち、首都圏発は「定額給付金で行っトク!」と題し、4月1日から7月17日の期間で、那須や鬼怒川、四万、草津などの宿泊施設のプランを用意。旅行代金は大人1名が1万2000円で、子供料金は6000円から用意した。館内利用券1000円を付けてお得感をアピールする。発売日は首都圏が3月27日、中部は3月13日からで、西日本発と九州発は企画を検討中だ。
KNTはメイトで、ターゲットを3世代に絞った宿泊プラン「おじいちゃんとおばあちゃんといっしょに行こう」を、関東5県の13軒で設定。夕食は一緒に食べたいが寝るときは別が良い、といった要望に応えるプランとした。代金は、例えば鬼怒川プラザホテルに65歳以上2人を含む大人4人と子供2名で宿泊した場合には、給付金だけで間に合うという。
日本旅行は、ネット専用商品として宿泊プランの販売を計画。関東近郊の宿泊施設を予定している。1泊に2日目のランチを含む3食を付けて1人1万2000円のプランや、夕食を付けずに2人で1万2000円のプランも用意した。
JTBは、首都圏と中部発のエースJTBで宿泊プランを設定。このうち、首都圏発は「定額給付金で行っトク!」と題し、4月1日から7月17日の期間で、那須や鬼怒川、四万、草津などの宿泊施設のプランを用意。旅行代金は大人1名が1万2000円で、子供料金は6000円から用意した。館内利用券1000円を付けてお得感をアピールする。発売日は首都圏が3月27日、中部は3月13日からで、西日本発と九州発は企画を検討中だ。
KNTはメイトで、ターゲットを3世代に絞った宿泊プラン「おじいちゃんとおばあちゃんといっしょに行こう」を、関東5県の13軒で設定。夕食は一緒に食べたいが寝るときは別が良い、といった要望に応えるプランとした。代金は、例えば鬼怒川プラザホテルに65歳以上2人を含む大人4人と子供2名で宿泊した場合には、給付金だけで間に合うという。
日本旅行は、ネット専用商品として宿泊プランの販売を計画。関東近郊の宿泊施設を予定している。1泊に2日目のランチを含む3食を付けて1人1万2000円のプランや、夕食を付けずに2人で1万2000円のプランも用意した。