注目の世界遺産暫定リスト(5)アティトラン湖 グアテマラ

  • 2009年2月27日

アティトラン湖はグアテマラの首都グアテマラ・シティの西約150キロメートル、標高1560メートルの高原にある。火山の噴火によりできたカルデラ湖で、面積は125平方キロメートルと大きくはないが、最深部が320メートルと中米一の深さをもつ。形のよい火山を周囲にはべらせ、鏡のような湖面が空や雲を映す神秘的なこの湖を、19世紀ドイツの探検家アレキサンダー・フォン・フンボルトは「世界で最も美しい湖」と呼んだ。このアティトラン湖は、グアテマラの世界遺産暫定リストに掲載されている18のスポットのうちのひとつだ。ア...