JATA、ITCルールの規制緩和で要望書−個札の拡大、申請手続きの簡素化など
日本旅行業協会(JATA)は12月5日、観光庁長官の本保芳明氏に対し、会長の金井耿氏、副会長の佐々木隆氏が包括旅行チャーター(ITC)ルールのさらなる緩和について要望書を提出した。本保長官は同日、航空局長の前田隆平氏に対してJATAの要望を伝えた。JATAが提出した要望書は、観光立国の促進、旅行者の利便性向上と新たな需要の創出をめざしたもの。具体的な内容は(1)個人旅行が増加する中で、全空港を発着するチャーター便を対象に個札販売を拡大し、旅行会社でも個札を取扱うこと。(2)第三国の航空会社を利用する...