8月の出国者数は10%減の151万人−訪日客は30ヶ月ぶり減で2%減の74万人
日本政府観光局(JNTO)によると、8月の日本人出国者数の推計値は前年比10.1%減の151万6000人であった。通年では5.8%減の1077万3000人。JNTOでは、燃油サーチャージの値上げや食料品価格の上昇、株価の値下がりなどによる消費マインドの低下が、海外旅行の手控えに影響したと分析。また、中国方面では北京オリンピックの幹線需要があったものの、四川大地震やテロなどのマイナス要因や、観戦チケットが入手困難であったことなどが影響し、当初見込みと比べて需要が減少したと説明している。訪日外客数は2....