前田新航空局長、「わかってもらえる政治」推進−首都圏空港取り組み着実に
国土交通省航空局長に7月4日付けで就任した前田隆平氏は7月11日、業界紙との会見で「鈴木前局長の『わかりやすい政治』を徹底し『わかってもらえる政治』をめざす」と抱負を語った。自身の航空行政での経験から、航空局が航空自由化に積極的ではないと思われ、政策が理解されないことがあったため、背景や経緯を説明するなど航空局としての考え方が正しく伝わるよう取り組んでいく方針だ。首都圏空港関連の諸課題については、「国際線の基幹空港は成田」と言明。ただし、増枠分の2万回は2010年の夏ダイヤの時点で埋まるとした上で、...