本保総観審、「観光庁人員の3割は外部から」−「ひらけた観光庁」を実現へ
国土交通省大臣官房総合観光政策審議官の本保芳明氏は5月9日、交通政策審議会観光分科会の冒頭、観光庁の10月1日の設立が正式決定したことを報告した。そのなかで、「(103名の)定員のうち、少なくとも3割は民間や他省庁から入れたい」と語り、かねてから言及していた「ひらけた観光庁」の実現に向けた具体的な方針を示した。また、「国会での審議でも、他省庁との調整機能の発揮が最も期待されている」と関係機関との連携の重要性を改めて強調。新組織を活用して「横割りの仕事」を進め、目標に掲げる観光立国の実現を果たす考えだ...