航空会社と旅行会社がリスクを分け合うかたちに−JATA経営フォーラム
JATA経営フォーラム2008分科会A「必ず来る航空革命」において、2010年の羽田、成田の首都圏空港の発着枠の増加にともなう供給座席の増加が見込まれるなか、航空会社と旅行会社が互いにリスクをシェアする時代になるとの考え方が示された。阪急交通社東日本営業本部仕入部部長の木村貞則氏は、IT運賃は残るのではないかという私見を示しつつ、「今後、2、3年でIT運賃では年間の買取、または半年、日毎の買取という形態も現れてくる」との可能性を示した。また、ANAセールス取締役会長の北林克比古氏は、航空会社同士の競...