本保総観審、若年層の出国率に危機感−海外旅行の実態調査に着手へ
国土交通省大臣官房総合観光政策審議官の本保芳明氏は2月5日の会見で、2007年の出国者数が前年比1.3%減の1729万8000人人となったことを「さえない数字」と表現、特に若年層の出国率が低迷していることについて、「将来のことを考えると頭が痛い」と危機感を表した。その中で、日本旅行業協会(JATA)が2000万人プロジェクトとして「ビジット・ワールド・キャンペーン(VWC)」を展開することについては、「ありがたいこと」と評し、その上で「ただ、枠だけでなく中身を充実しなければならない。そのために国土交...