国際線旅客需要、2007年は7.4%増も2008年は燃油高などで減速か−IATA予測
国際航空運送協会(IATA)によると、2007年の国際線旅客需要が前年比7.4%増となり、また平均搭乗率も1ポイント上昇して77.0%となった。この結果、航空業界全体の利益は、2000年来初の黒字となる560億米ドル(約5兆9835億4530万円)となった。航空会社の国際線旅客需要を地域別に見ると、中東が18.1%増と4年連続で2ケタ増となり、地域経済の好調さやオイルマネーを背景とした路線網拡充の成果が表れた。以下、南米が8.4%増、アフリカが8%増と続く。アジア・太平洋地域は全体の平均とほぼ同程度...