パプアニューギニア政府・自然環境保護省はこのほど、トレッキングルートのココダトレールの世界遺産をめざし、ユネスコ（国際連合教育科学文化機関）に登録申請した。登録されると、パプアニューギニアで初の世界遺産となり、観光需要の喚起にも期待が高まる。ココダトレールは、第二次世界大戦中に旧日本軍がポートモレスビー攻略のために切り開いた山脈を越えるルートで、首都のポートモレスビーから直線距離で約60キロメートル、実際の距離としては約100キロメートルを越える。近年オーストラリア人を中心に人気が高いコースで、6日...