トルコ伝統工芸の「エブル」を紹介−歴史と芸術で旅行の幅を拡充へ

トルコ共和国大使館・文化広報参事官室は「JATA世界旅行博2007」のブース内で、伝統工芸の「エブルアート」の実演ワークショップを開催、多く観客の注目を集めた。「エブル」とは、8世紀から9世紀頃から始まったといわれる装飾芸術で、水に色素を浮かべ、紙や布に染めとり描くもの。トルコではオスマントルコ時代、長らく偶像描写が禁止されていたため、象徴的なエブルは絵画芸術の中でも発展した。植物や花をモチーフにした美しいデザインが多く、トルコでは「エブル」の名称を女の子に名づけることも多いとか。会場では3名のエブ...