中部国際空港、通期営業年度で2期連続の黒字確保−今後は競争環境厳しく
中部国際空港はこのほど平成19年3月期連結決算(平成18年4月1日〜平成19年3月31日)を発表、前期並みの売上高となる前年比0.2%減の525億2600万円であったが、当期純利益は43.8%減の11億8600万円となった。2期連続で利益を確保したものの、羽田空港の国際化、関西国際空港の2本目の滑走路の供用開始などから、今後の経営は競争が厳しくなるとの認識だ。売上高は、万博や開港特需の影響があった前期に比べ0.2%減の525億2600万円を確保。国際線の増便や貨物用上屋使用料などが増収要因で、万博特...