阪急・小島社長、将来の統合視野も当面は相互理解を−06年度は好決算
阪急交通社代表取締役社長の小島弘氏は今回の阪急・阪神ホールディングスの経営統合に伴う旅行、国際輸送事業での統合について、「ホールディングカンパニーの統合に背中を押されたもの」としたものの、「10年、20年先の発展、成長を目指し、創業以来の決断を下した」と語り、既に発表している中間持株会社において、両社の相互理解を深めていく考えを示した。小島氏はさらに、阪急創立100周年の今年にこうした統合が実現したことを良い契機として、「旅行、貨物と合従連衡、アライアンスの動きが多い。将来の再編に柔軟に備えていきた...