シンガポール航空(SQ)は日本路線を含むアジア太平洋地区でのITを活用した搭乗客向けのサービスを拡充する｡今年7月から機内の前座席に装備しているモニタースクリーンとコントローラーを使用して電子メールや携帯電話向け簡易メッセージを送れる機内メールサービスを開始する｡これは､ノートパソコンや携帯端末がなくても機内からアルファベットで160文字までのショートメールを発信できるもので､世界で初めて導入するサービスだ｡SQは同サービス導入に3億シンガポールドル(約215億円)を投資､B747-400とB777...