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170年以上の伝統を受け継ぐキュナードの「クイーン・エリザベス」

  • 2014年4月15日

 キュナード・ラインが運航する「クイーン・エリザベス」(QE)は3月、英国サウサンプトン発着のワールドクルーズ120日間の途次、日本への初寄港を果たした。QEは2010年10月に就航したキュナードの最新の客船で、総トン数は9万900トン、乗客定員は2068名。日本には3月15日に鹿児島、3月17日に横浜、19日に神戸、21日に長崎へと寄港した。今回は横浜で催された内覧会で目にしたレストランやバーなどのパブリックスペース、「プリンセス・グリル」クラスの客室を紹介する。

取材協力:キュナード・ライン
取材:竹井智

  • 横浜・大さん橋ふ頭に停泊中の「クイーン・エリザベス(QE)」。手前のレストラン船と比較すると、いかに巨大な船か良く理解できる

    クイーン・エリザベス

  • QEの船内には、ゴッド・マザーである英国女王エリザベス2世の肖像画が飾られている

    エリザベス2世

  • 3層吹き抜けの空間「グランド・ロビー」。初代QEをモチーフにした寄せ木細工の制作者は、エリザベス2世の甥に当たるリンリー子爵

    グランド・ロビー

  • フランス料理を提供する「ザ・ベランダ・レストラン」は、初代QEの最高峰レストラン「ベランダ・グリル」の名を継承している

    ザ・ベランダ・レストラン

  • キュナードは客室のカテゴリーでダイニングを分けている。これはブリタニア・クラブというカテゴリー専用の「ブリタニア・クラブ」

    ブリタニア・クラブ

  • ブリタニア・レストランカテゴリの乗客が集う「ブリタニア・レストラン」。夕食のみ2回制だ

    ブリタニア・レストラン

  • 「グリル・クラス」(クイーンズ・グリルとプリンセス・グリルカテゴリ)の乗客のみが利用できる「ザ・グリルズ・ラウンジ」

    ザ・グリルズ・ラウンジ

  • プライベートクラブのような雰囲気の「プリンセス・グリル」。プリンセス・グリルカテゴリの乗客のレストランとなる

    プリンセス・グリル

  • インド出身のウエイターたち。船のサービスクルーは全員、キュナードが運営する「ホワイトスター・アカデミー」で英国式のサービスを習得する

    ウエイター

  • 船体中央に位置する「パビリオン・プール」。船尾には「リド・プール」も備える

    パビリオン・プール

  • 10デッキ前方の「コモドアー・クラブ」。海にちなんだインテリアが施され、その中にはキュナードの客船の絵画も

    コモドアー・クラブ

  • 先代QE2から名を受け継いだ「ザ・ヨット・クラブ」。プライベート・パーティーにも利用される

    ザ・ヨット・クラブ

  • ロイヤル・スパ内にある「ハイドロ・プール」(有料)。スパはデッキ9の最前部にあり、展望も申し分ない

    ハイドロ・プール

  • 初代QEにも設けられていた「ガーデン・ラウンジ」。英国のキュー・ガーデンにあるグラスハウスをイメージしてデザインされている

    ガーデン・ラウンジ

  • 洋上のボールルームと呼べる「クイーンズ・ルーム」。もちろん夜は社交ダンスが楽しめる

    クイーンズ・ルーム

  • 「ロイヤル・アーケード」では、世界のブランド品やキュナード・オリジナルグッズを販売

    ロイヤル・アーケード

  • 3層吹き抜けの「ロイヤル・コート・シアター」。有料ながら、ボックス席も用意されている

    ロイヤル・コート・シアター

  • プリンセス・グリルのカテゴリーに入る「プリンセス・スイート」。コンシェルジュをはじめ、特別なサービスが用意されている

    プリンセス・スイート