【新規開業ホテル】世界遺産・厳島神社を望む立地、瀬戸内らしさあふれる星野リゾート広島県初進出「界 宮島」
世界遺産の厳島神社と宮島を望む立地に星野リゾートの温泉旅館「界 宮島」が、7月23日に開業した。宮島へは施設前からフェリーに乗り、約20分で渡れる。エレベーターや廊下も含めて館内は畳敷き、全54室すべてオーシャンビューの客室は窓からの眺めに圧倒される。全室、地域文化を取り入れたご当地部屋「海霧の間」として福山デニム、庵治ガラス、大竹和紙などでしつらえられている。瀬戸内海の絶景をインフィニティに楽しめる大浴場、瀬戸内の石風呂を継承した古式サウナもユニークだ。レモンや牡蠣などの海鮮、名物のお好み焼きなどをユニークに取り入れた食事も楽しめる。
世界遺産・厳島神社がある宮島は、インバウンド需要の高まりで、2025年には来島者が496万人を超え、過去最多を記録している。宿泊施設もここ数年で新規の開業や計画が増えているなかで、星野リゾートの広島県初進出はさらなるインパクトをもたらしそうだ。
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「界 宮島」の最上階には大浴場と絶景の湯上がり処がある。お茶などのドリンクとアイスキャンデーが置かれ、全面ガラスの向こうに広がる宮島と、牡蠣いかだが浮かぶ瀬戸内の海を眺めてくつろげる。
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神社を思わせる「丹色(にいろ)」の外観。エントランスから長いアプローチの向こうに見える厳島神社に期待感がふくらむ。最寄り駅のJR山陽本線「前空」駅から徒歩約12分。
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ゲスト専用のトラベルライブラリーは、眺望を最優先に、棟外に設けられている。ソフトドリンクを楽しみながらゆっくりと過ごせる。
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名栗加工の杉の板間からロビーへ。ここから館内は、エレベーター内も含めて畳敷き。足触りが心地よい。
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露天風呂付き和室、57㎡、定員3名。露天風呂のあるテラスから瀬戸内海を望む。瀬戸内海を感じるインテリアカラーが落ち着く。1泊2食付き4万2000円~(2名1室利用時の1名料金)。
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ソファには、広島県福山市の福山デニムが使われている。備後絣の伝統技術が今に生きる福山デニムは、品質の高さで人気を集めている。
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ベッドの背景には、広島県大竹市で400年以上の歴史をもつ大竹和紙が使われている。
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露天風呂付き和室の露天風呂。全54室のうち、露天風呂付きは30室。温泉につかりながら、目の前の海と宮島の眺めをひとり占め。
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和室、53㎡~64㎡、定員3名。スタンダードの客室も、ロングソファを配した大きな窓の向こうに宮島と瀬戸内海を望める。シャワーのみ(レインシャワー付き)。
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自家源泉の温泉は、保温性・保湿性にも富む強塩泉。冷鉱泉であるがゆえにラドンを含む豊かな湯だ。露天風呂から望む海と多島の美しさは格別。
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湯上がり処のテラスからの朝の絶景。山並みの間からのぼる朝日が海を染めていく景色に見惚れる。
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瀬戸内に古来より伝わる「石風呂」。石の輻射熱で50℃ほどに温まった空間で、入浴10分と休憩5分を3セット。最後には滝のような汗が流れる爽快な体験だ(宿泊者限定、完全予約制。75分の体験は1名2500円、個室シャワーあり)。
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夕食は広島の食文化から着想を得た会席料理「安芸の海遊会席」。「デザートから?」と思わせる見た目に驚かされる先付けは、レモンと海老のムース「タルトシトロン」とコンソメスープ。トロンプルイユという、だまし絵のような手法。
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台の物は、村上水軍が出陣前夜に士気を高めるために食べたという「水軍鍋」。タコ(八方の敵を喰う)や穴子などの海の幸を盛り込んだ贅沢な鍋。
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広島なので〆はお好み焼き?と思いきや、実は甘味。モンブランにチョコレートソースをかけ、ピスタチオやチェリーを散らしてある。こちらもトロンプルイユ。
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ご当地の歴史や文化を体験できる「ご当地楽」として催される「白拍子の舞」。平安時代に厳島神社の社殿を修造した平清盛の寵愛を受けた白拍子「界御前」が舞うという趣向。
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現代湯治の一つとして、朝に提供されるオリジナルの体操。ストレッチの後、扇子を手にして舞の所作のような「厳島体操」で体を動かす。
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朝食の和食は、ひろしまっこ汁(たっぷりの野菜やあなご竹輪などを使った汁物)や、がんす(魚のすり身の揚げ物)など郷土色も豊か。洋食のチョイスもある。
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「界 宮島」の前から宮島に向けて宿泊者専用の船(大人1000円、小人500円)が出ており、約20分の船旅を楽しめる。
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「界 宮島」総支配人の岡本昌裕氏は「宮島と厳島神社を見渡す絶景、自家源泉掛け流しの温泉、瀬戸内の温泉文化を再現した『石風呂』など、この地の歴史や文化を踏まえ『見晴らしの湯で、いつくしみの凪逗留』がコンセプトです。県内外、国外の方まで広く瀬戸内の魅力を感じていただきたいと思います」と語った。

