タイ、「新型コロナウイルス」に関する最新情報

  • 2022年1月27日
  • 出典:OTOA

「新型コロナウイルス」の影響について、現在のタイの最新情報を以下にお知らせいたします。

■ 感染者状況

2022年1月24日時点の感染者数累計は2,384,639名

(うち1週間あたりの新規感染者は、バンコク 76,024名、プーケット 2,685名)

■ 規制・宣言・外出制限

非常事態宣言の期間が2022年1月31日まで延長となっています。

今回で15度目の延長となります。

◎ プーケット

パブ、バー、娯楽施設は無期限で延長中。

■ 行政・その他機関からの発表

◎ バンコク

* バンコクを含むブルーゾーン指定県の飲食店のアルコール提供を23:00まで許可。

* 2022年2月01日よりTEST&GOプログラムを再開予定。

◎ プーケット

〔現在適用中の防疫措置〕

* 娯楽施設(パブ、バー、バー、ビリヤード場など)の閉鎖

* マスク着用義務化(2万バーツを超えない罰金あり)

* 飲食店におけるアルコール飲料の消費及び提供については、

 SHA+ Thai Stop Covid 2 plusの認証を受けた施設に限り、23:00を上限としてこれを認める。

〔国内入県規制を実施〕

プーケットに到着する旅行者は

* 完全にワクチン接種され、到着前7日以内にCOVID-19の検査で陰性の結果を得た者

* 過去90日以内にCOVID-19から回復した者

* ワクチン接種の対象とならない6~18歳の子供は、到着の7日前までにRT-PCR

 または抗原検査法によってCOVID-19の検査を受ける必要があります。

〔その他〕

* アプリケーション「MorChana」をインストールし、常に位置を共有

* EOC(緊急時対応センター)スタッフより感染兆候の監視をされる事に同意する

〔2021年12月22日からサンドボックススキームにて入国可能〕

(12月22日よりも前にタイランドパスを取得した人は、予定通り隔離なし渡航が可能。)

* 全ての国から有効

* タイランドパスへ登録後QRコードを取得、(必要あらば)査証/ビザを取得

* ワクチン完全接種証明書(出発から起算して14日以上経過、1年未満が条件)

* 出発の72時間以内にPCR検査で陰性を証明できる書類が必要

* コロナ感染関わる5万USドル以上の補償が付いた保険に加入していること

* 指定の隔離ホテル(SHA+)に必要泊数事前予約 その支払い確認証を提示すること

 プーケット滞在後にバンコク等他県に移動する場合は7泊分予約、滞在が必須

 タイでの滞在がプーケット島のみの場合は、その泊数に応じて事前予約(3、4泊でも予約可能)

* コロナ罹患歴がある場合、完治から3ヵ月以上経過していることを証明できる書類があること

* タイ到着後PCR検査を2回受けること

 (1回目は空港にて、2回目は6~7日目にプーケット内のPCR検査会場)

 事前予約が必要。PSASシステムにて

* 全ての旅客は「Mor Chana」アプリケーションをインストールし、滞在中の場所の共有が必要。

* T.8フォーム 健康申告書

なお、2022年1月11日以降、クラビ、パンガーでもサンドボックスモデルによる受け入れ開始。

詳細は未発表。

■ 街中の様子

◎ バンコク

オミクロン株の感染拡大は続いているものの人体に与える影響は限定的との見方が有力となっています。

* 2022年2月01日から隔離無し渡航を再開、

* 1月24日から飲食店でのアルコール提供を23:00まで延長、

* 在宅勤務の推奨解除

など、経済活動の抑制を極力少なくする方向で政府の対応が行われています。

市内の人の出はコロナ前同等には程遠いものの、飲食店・商業施設などはお客も増え、交通量に関してはコロナ前の50%程度まで回復した様子が見られます。

◎ プーケット

オミクロン株が流行した昨年末から1日の新規感染者数は増加の一途をたどっておりましたが、1月10日の週がピークとなり、先週(1月17日の週)は前週よりも約20%減少傾向となりました。

タイ政府もプーケットが含まれる地域では、飲食店でのアルコールの提供を21:00から23:00まで許可することとなりました。しかし、政府認定の健康安全基準SHA+やThai Stop Covid 2 Plusの認証を受けた施設に限られます。

プーケットの歓楽街パトンビーチでは、欧米人を中心に観光客の客足が多く、マスク未着用の客が多いため、警察による監視が強化されています。

以上、ご注意ください。

情報提供:ジェイ・ティ・エイ・ジャパン株式会社日本海外ツアーオペレーター協会