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韓国の「今」を駐在員の視点から-第4波のソウル、ワクチンパスポート発給始まるも海外旅行はまだ先か

ソウル首都圏における現在の防疫規制

 新型コロナウイルス防疫規制は、7月12日から「1.0」「2.0」「3.0」「4.0」の4段階に調整変更されました。この規制は数字が大きくなるにつれて、規制の内容が厳しくなっていきます。現在の首都圏(ソウル・仁川市・京幾道)の防疫規制は、4.0段階となっています。

 首都圏では、5名以上の私的集合禁止、飲食店では18時以降3名以上の予約及び同伴者入場禁止、営業時間は22時まで等の規制が実施されています。

首都圏レベル4.0 防疫規制の概要(7月12日から25日(8月末まで延長の可能性あり))

区分概要
概念地域的大流行段階・外出自粛
状況医療体系の通常対応範囲内で地域的流行が2週間以上持続拡大
基準首都圏平均2週間の感染者数1000人以上
拡大状況(60歳以上の患者比率、重症患者、病床需要の能力など考慮)
確信メッセージ可及的自宅滞在、外出・集会・多重利用施設利用は最大限自粛
集合人員規制18時以前4名まで、18時以降2名まで 冠婚葬祭は親族のみ
罰則店主300万ウォン、顧客10万ウォンの罰則金
水際対策空港・港湾入国者PCR検査及び韓国人含むすべて出発地陰性証明書提出(接種修了者含む)
隔離2週間

首都圏レベル4.0 業種別規制内容(7月12日から25日(8月末まで延長の可能性あり))

業種規制内容
交通マスク着用義務
学校人員密集度3分の1遵守、換気徹底
企業在宅業務奨励
レストラン22時まで、その後はテイクアウト、記入(入店時間・携帯番号)、1時間以内滞在勧告
屋内スポーツ営業禁止時間は22時から5時
宗教活動20名以内、別途の集会及び会食禁止
スポーツ観戦無観客競技
クラブ等営業禁止

庶民的な繁華街、千戸洞(チョノドン)の食堂街。ここでも人出が減少して店舗の経営者を悩ませています。

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